ジャンクは語る 〜BOSE VIA 二号機の修理 その2 [ジャンクオーディオ]

こ、これは!と背面を見て驚いたのは、コレ。(いきなり汚い写真で、失礼!)

DSCN0403a.jpg


…断線してますね。右四分の一ぐらい。組み立て損ねたのかと自分を疑いましたが、いくらちゃちなフラットケーブルとはいえ、簡単にはこうはなりません。

ここで背面を見て頂きましょう。(写真は修復後)

DSCN0406a.jpg


分解の時から右側のフラットケーブルが抜けているのは認識していました。抜いてしまったのかな?と思ってましたが、分解前から抜けていたのです。

どういうことかと言いますと…。
前オーナーがMDを入れ損なった→トラバース(MDをメカに引き込む機構)だけ引き込まれた→MDが入ってないのに入ってると認識される→矛盾が生じて操作に不具合(どのようなものかは不明)→事態を解決しようとして裏パネルを開けてMDを「なかったこと」にしようとMDのフラットケーブルを押して抜こうとした→ケーブルは抜けたが、力余ってとなりのCDのフラットケーブルも損傷→ほぼ全ての機能が使えず→廃棄
ということだと思います。もの言わぬジャンクも「語り」ますねえ…。実はMDのフラットケーブルの根元が異様に汚かった(削ったようになってた)のも説明がつきます。

さて推理はこのぐらいにして修復に移ります。
まず損傷部分をカットします。充分な長さがあったので幸いでした。短いとケーブルを新たに入手とかジャンパーとばすとか面倒なことになりましたから。
カットしたらケーブルの表面を覆うプラシールドを削ぎます。削ると金属麺が荒れて好みじゃないからです。

DSCN0404a.jpg


ちょっとヤワで本当はちょっと補強した方がいいのですが、面倒くさい(爆)のでそのままケーブルフォルダに差し込みます。ちょっと技がいりますが…。
恐る恐るCDを載せてテスト。おや、「CD OPEN」表記。天板を載せてないので蓋を閉じてないと認識されてます。あちこちチェック。向かって左側のある部分を隠すことで認識に成功しました。再生してみます。OK!
メカの修理が完了しました!
あとは天板を嵌めて各所ネジ止めして完了ですが…。も一個解決しなけりゃが。

長くなったので、つづきます。

またね。

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