AIWA AD-FF70の修理。でも奇跡。その1 [ジャンクオーディオ]
HOで遭遇の1983年発売のデッキ。なんと33年も前の物。下位機種のFF60を持ってたことがあったんで
しばらく考えましたが、持って帰って来ました。
いろいろ清掃したあと、修理に着手です。メカを外そうとしますが、基板が邪魔です。(笑)
メカ自体は上部3箇所、裏返して2カ所、ネジを外すと…取れません。
結論として電源スイッチを外して(側面でネジ止め)底板のネジを緩めると、ようやく外れます。
ただしケーブル類がタイトです。結束を外して開けてた天板をもういちどある程度戻して、天板上で作業しました。保護のため厚いビニールの書類フォルダを敷いときます。まずキャプスタンカバーをネジを外して取り去ります。
当然の事ながら風化してるキャプスタンベルト。年月が経ち過ぎて固いかけらになってます。
べとつくよりマシですが。剥がしても全部外れるわけではなく、へばりついてるものも。
ここは必殺「割り箸先生」にお願いします。割り箸をベキッと割ると鋭利なとこが出て来ます。これで残ったゴムをこそげとります。
ある程度はこれで何とかなりますが、どうしても残ったものはエタノール(イソプロよりこっちが効きます!)で。
さらに取れないものはプラスチッククリーナーで擦ると、ほぼ取れます。これに一番時間がかかりますね。
テープは千石で買った75mmと80mmのもの。キャプスタン同士は75で、手前のモーター直結のものは80mm
。キャプスタン軸はアルコールで拭いた跡、タミヤのセラミックグリスを塗っときました。そしてもとどおり挿入。変に力を入れると片芯して回転ムラの原因になりますから、慎重に。
借り組して再生ボタンをON!…キャプスタンは回ってますが、リールが回ってません。1秒ためらったらテープは約5cm出て行きます。あわててストップを押して…。
これはリールモーターに繋がるアイドラーが滑ってる?
いったん作業を止めて、原因究明です。
つづく。またね。
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