トレイが開かないブルーレイレコーダー TOSHIBA REGZA RD-BR600の修理 〜意外な故障原因〜 [ジャンクオーディオ]

しばらく書き込んでなかったので修理が溜まっています。まずはある事情で頂いたこれ。

あ1.jpg

雨あがりだったので筐体をなるべく水平にしつつ、除湿機のある部屋に持っていき、しばし乾燥。
動作チェックです。電源OK。ドライブをオープン…。しません。表示も「OPEN」のまま。なるほどね。開閉ベルトがどうにかなってるっぽい。ドライブを開ければなんとかなるかな。筐体を開けて内部のホコリを掃除。…ここまでで放置していたわけです。

半年ほどしてやっと重い重い腰が上がって、修理部屋に持ってきました。症状はわかってるので筐体のネジを外していきます。古い機種なので8本もあります。上蓋をずらして外します。そして真ん中にファンの風を導くディフーザーがあるので外します。ネジ1本で止まってるだけ。
続いてドライブを外します。ネジ4本。ドライブごと外して作業したいところですが、フラットケーブルの外し方が怪しかったので電源だけ外して、カッティングマットを敷いて躯体の上に乗っけて作業しました。
ドライブに金属のカバーが被せてあるので(上下)またネジ4本外します。上下ともこれで外れます。
(文字ばっかりですが、必死だったのです。うっかりネジを中に落とすと面倒なことになりますから)
ようやくドライブ本体が現れます。さらにさらにネジ4本とツメ(2箇所。内側に向かって押す)を外すとドライブ上面を拝めます。オープン。「も○○け○」と手書きされたDVD-Rが乗ってました。(画像は修正してあります)

なるほど取り出せなくなってそのままだったんですね。

…ん?よく見ると…

さらに下にDVD-Rが!なんじゃこれは?

い2.jpg


手動でトレイを引き出すと、「へ」の字に曲がったDVD-Rが…。(画像は修正してあります)

未来少年でもない、シュワちゃんでもない「コ○○」が焼かれていました。

う3.jpg


さあどうしてこんなことになったんでしょう?原因を作ったのはやはりお子さんでしょう…。
ドライブ開けた→コナ○のディスクを乗せた→ディスクを奥にずーっと押してみた→奥に落ちてしまった→も○○け○をトレイに乗せた→閉めた(しまったのは驚き)→開かなくなった、再生しなくなった(ディスク噛んでるし)…という流れでしょうか?
おとうさんおかあさんに怒られるので変な入れ方したのはダンマリ…。
ディスクもよく見てたんでしょうか?見れなくなったので廃棄…ですね。
もったいないけど普通の人は開けたりしませんからね。推理は以上。
ディスクを2枚とも取り出して仮動作。普通に開閉、再生するようになりました。予想していたベルトも無事。(仮動作時はドライブ上面は嵌めておきましょう)

え4.jpg


あとは元通り組み立てて完了!

※コツ1:ドライブに金属カバーを取り付ける時は下の写真のようになるように。ずれてもはまりますがネジ穴がずれるのでカバーが固定できません。

お5.jpg

※コツ2:ドライブを分解時裏や表にひっくり返しがちなので最終的にはこのようなケーブルの姿になるように注意しときましょう。ディフーザーがはまらなくなります。

か6.jpg


今回は修理というより分解→異物撤去でしたね。(笑)やれやれ、予想外の展開でしたが。
以前も電源コードがペットの犬に齧られて廃棄とかありましたが今回もそれに匹敵するカルトジャンクだったのじゃないでしょうか?


またね。

※修理を推奨するものではありません。実行する時は自己責任で。


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