難関あり T4PリニアトラッキングレコードプレーヤーNational SL-N15のベルト交換 その1 [ジャンクオーディオ]

ベルトを交換するにはプラッターを取り外します。ゴムシートをめくって取り、プラッターを抜き取り…できません。この機種、スピンドルにUリングが嵌っていてそのままでは抜けない仕組みになっています。シングルアダプターを抜けばリングが現れて抜けばいいのですが、これが難関。似た機種のSMを手に入れて見ましたが、なんか構造が違う。しかも他機種はプラッターごと外したあとにアダプターを抜く指示がされてて、そう言われてもプラッターが抜けないんですが…。結局時計用のドライバーでアダプターの周辺をゴソゴソやってると片方の留め部分が外れてくれました。構造がわかったので反対側もドライバーを中心部分に向かって押します。ようやく外れてくれました。こういうパーツでした。

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プラの弾力を利用した構造になってますね。やっとプラッターを抜くことができました。バネは留まってるときに回すとドーナツ盤用に持ち上がって、装着できるようになります。他メーカーにはない独特の構造です。
風化したベルトを取り除きます。割り箸を折った鋭利な先でもいいですが、今回は割り箸を用意するのがめんどくさかったので(爆)、爪の先で。これで残骸はほぼとれますが、プラッターと接触してた部分は薄く癒着しています。

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エタノールで拭きました。とれません。プラスチッククリーナーで磨きます。とれますが、効果少。少し番手の荒いコンパウンドで磨きます。全体的には200往復ぐらいさせると、ようやく取れました。
いろいろ薬液があってそれが効果的とも聞きますが、1650円で手に入れたものには手持ちのもので処置します。

さてあとはベルトですが、つづく。
またね。

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